こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2022年1月、香川県の観光スポット「こんぴらさん」へお出掛けした時の記録です。
私たちは香川県在住のため、日帰りでも十分観光出来るのですが、
「ことひら温泉 琴参閣」に宿泊し、じっくり楽しむスタイルにしました。
今回のお出かけでは温泉と金刀比羅宮をじっくり楽しむという作戦で選んだ旅館だったのですが、
こんぴらさんのある参道まで近い立地で、
大浴場が広く、温泉も金刀比羅宮も満喫することが出来ました。
「ことひら温泉 琴参閣」はこんな所
- こんぴらさん参道まで徒歩5分の好立地
- JR琴平駅から徒歩5分、ことでん琴電琴平駅から徒歩3分とアクセス抜群
- とっても広い大浴場。種類も多くて何回入っても楽しめる
- 子ども/赤ちゃん連れにも優しいサービスが多い
- 公式サイトからの予約で1人500円分の館内クーポンプレゼント
宿泊棟が2つあり、かなりマンモス旅館という印象でした。
親戚の集まりなど、大人数でワイワイ過ごすのにピッタリだと思いました。
私たちが宿泊した際も、ファミリーや親戚、スポーツ少年団的な団体のお客さんが多く、
気兼ねなく過ごすことが出来ました。
旅館データ
私・夫・娘(当時3歳半)の3人で宿泊。
宿泊は2022年1月、3連休の土日に泊まりました。
新型コロナウイルスのオミクロン株が徐々に国内に感染拡大していったタイミングで、
遠方からというよりは四国や関西など近場の方からの宿泊が多い印象でした。
公式サイト
旅館までのアクセス
マイカーでも、公共交通機関でもどちらでもアクセス抜群な点がこの旅館の特徴。
公共交通機関の場合、
ことひらエリアへはJRまたはことでんのどちらかで来るのが良いのですが、
JR・ことでんどちらを利用しても徒歩5分以内で旅館に到着できます。
マイカーで来た場合でも駐車場が非常に広く、スタッフの方が誘導して下さるので安心です。
また旅館から金刀比羅宮のある参道までは徒歩5分の立地。
旅館に荷物を置いてor車を置いて散策することが出来ます。
この旅館を選んだ理由
県民向けの宿泊割キャンペーンを行っていたことが決め手でした。
「GO TOトラベル」に近い制度で、
ワクチンの接種証明書を提示すると、宿泊費の割引&クーポンの配布がありました。
また、大浴場が広く温泉を満喫できそうという点も魅力でした。
宿泊レポート
今回宿泊したのは2022年1月。
新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大期ではあったものの、
3連休だったことや、ステイホームのムードも無くなってきている時期だったため、
そこそこ宿泊客は多かったです。
どんな様子だったのか、また金刀比羅宮での様子も含めてレポートします。
エントランス/ロビー
ことひらエリアに入ると、真っ先に目に入った旅館がここでした。
とても大きい旅館です。
駐車場もかなり広く、旅館の裏の駐車場に停めました。
エントランスを抜けると、開放的なロビー。
吹き抜けの天井で、気持ちも昂ります。
入口で検温、消毒をします。
ロビーのトイレにはベビーベッド・オムツ用ゴミ箱がおいてあり、
赤ちゃん連れも多い旅館なんだろうな~と感じました。
またこの日は新年のプレゼントということで、
子ども連れのお客さんにはお菓子のサービス。娘は大喜びでした。
1,000人以上宿泊できるそうです。
これは完全にマンモス旅館ですね。
宿泊棟は讃水館と飛天館の2つあるのですが、飛天館の方はグレードが高そう。
今回私たちはベーシックな讃水館のお部屋に宿泊しました。
お土産コーナー
ロビーの隣に、大きめのお土産コーナー。
香川県の名産が一通り手に入ります。
公式サイトから予約をすると、このお土産屋さんでも使えるクーポンをもらえるので、
クーポンを使ってお土産を買うことも出来ます。
私は和三盆を購入しました。
ラウンジ
ロビーの奥にはホテル等によくあるラウンジ。
待ち合わせで使っていそうな方が多かったです。
こういうラウンジって使うだけで気持ちがアガりますよね。
大浴場
大浴場は讃水館の1階、飛天館には飛天館宿泊者専用の露天風呂と2つあり、
今回私たちは讃水館大浴場を利用しました。
大浴場は男女入れ替え制、それぞれのお風呂も微妙に違いました。
左側(写真で女湯となっている方)のお風呂の方が種類が多かったです。
入口にはその時間の混雑状況を示すカードがあり、さすがマンモス旅館といった印象です。
脱衣所もかなり広く、多少混雑していてもなんとかなりそう。
洗い場も10ヶ所以上あり、順番待ちをすることはほとんど無さそうです。
また脱衣所にはベビーベッド&オムツ用ゴミ箱、洗い場にはベビーチェアもあり、
赤ちゃんと一緒でも安心して一緒に入れそうです。
一方のお風呂にはバラ風呂があり、娘はそれがとても気に入ったようで、
バラを集めて嬉しそうにしていました。
その他ジェットバスやサウナなど、色んな種類のお風呂があり、何回入っても楽しめそうです。
ちなみにもう一方のお風呂にはバラ風呂ではなく、翡翠風呂と備長炭風呂がありました。
その他
大浴場と同じフロアに旅館によくあるゲームコーナーがありました。
この昔ながらのUFOキャッチャーが旅情を感じます。
また、居酒屋かカラオケもあり、飲み直したいお客さんも安心。
まさに大人数で泊まりに来たら飽きないだろうな~と感じました。
ゲームコーナー
居酒屋・レストラン
お部屋
廊下
(ロビー・エントランスは飛天館にある)
博物館にありそうな立派な壺や着物が飾ってあります。
うっかり壊したら大変なことになりそう。
讃水館の廊下は昔ながらの旅館の廊下といった感じです。
客室全体
讃水館には「和室」「和洋室」「ツインルーム」「露天風呂付和室」の4種類。
飛天館には「一間和室」「和室ベッドルーム」「二間和室」の3種類。
全体的に飛天館の方が広く、二間和室はジュニアスイートっぽい雰囲気。
今回私たちは一番ベーシックな讃水館「和室」タイプのお部屋に宿泊しました。
和室タイプは12.5畳のお部屋です。
障子の先はこんな感じ。
部屋の場所によっては金刀比羅宮が見えるのかもしれないですね。
お茶菓子とロビーで頂いたお子様お菓子と共にパチリ。
「ぴりり椎茸」が結構美味しかったです。
設備/アメニティ
シャープの空気清浄機。
加湿機能が無かったので、乾燥が気になる際は自宅から持ってくる必要がありそうです。
大人用のアメニティ類は一般的なラインナップですが、
子ども用のアメニティは種類豊富。パンダの絵柄がカワイイ。
個人的に歯ブラシのサービスが嬉しい。
お風呂・洗面所・トイレ
洗面所は独立しているユニットバスでした。
昔からの旅館だからか、設備は結構古め。
お風呂も狭いので、ここでの入浴は厳しそう。
赤ちゃん連れでも大浴場に入れた方が良さそうです。
トイレはウォシュレット形式でした。
ですが、流す力がかなり弱く、連続でのトイレは絶望的(苦笑)
流れが落ち着くまで使わない方が良かったです。
洗面所は小さいけど割とキレイ。
引き出しにはタオルやドライヤーがしまってありました。
旅館での食事
今回は夕食・朝食共に旅館での食事付きプランにしました。
事前の案内によると、夕食は当日の状況により、会席料理orバイキングになるとのこと。(事前にどちらがいいかは選べないらしい)
朝食はバイキングとのこと。
私たちの時は夕食・朝食両方ともバイキングになりました。
また、どちらも食事会場は同じでした。
夕食
「修学旅行でこういった広い所でバイキングだったなぁ~‥」
と懐かしくなるような雰囲気の大会場でのバイキングでした。
賑わいがありました。
事前に決められた席に案内されます。
テーブルには既にお鍋の用意。
なんと、娘の分もありました。(私が食べちゃいましたが)
バイキングということで飲み物もセルフサービスなのですが、
なんとアルコールも飲み放題!
キンキンに冷えたアサヒスーパードライをスタッフさんがいい感じに注いでくれました。
お酒好きはたまらないですね。
私も普段は勿体ぶってチビチビ飲むくせに、この日ばかりは超ハイペースで飲みまくりました(笑)
(まぁ飲み放題にするにはコストが‥ですよね)
バイキングはTHEバイキングといったラインナップでした。
あまり地元の食材を推しているような感じはなく、お肉や天ぷら、ポテトやスクランブルエッグ、ご飯、みそ汁等、よくあるラインナップでした。
大人数のバイキングだから仕方が無いのですが、
全体的に冷めてしまっていて、ご飯の満足度は低めでした‥。
でも個人的には鱧の天ぷらは美味しかったです。
会席料理だと違ってたのかな‥それともグレードの高い飛天館での宿泊だと違っていたんだろうか‥。気になります。
朝食
朝食も夕食の時と同じ食事会場でした。
ただ夕食の時とは違い、事前に席の割り当てが無かったため、
(我が家は10分~15分程待った)
朝食も夕食時と似たようなラインナップで、あまり驚きは無く‥。
会場に行ったタイミングが遅かったのと席待ちの関係でほぼ時間が無く、
ササっと食べて終わりました。
nattuberry'sプチ情報
琴参閣をチェックアウトした後、金刀比羅宮へ参拝に行きました。
三連休の中日ということもあってか、予想以上に人通りが多くビックリしました。
参道の駐車場はほぼ満車で、待つ車も多かったです。
近くの旅館に泊まって車を置いておいて良かった‥と思いました。
金刀比羅宮の様子
3歳の娘にはあの石段を上るのはキツイかな‥と心配だったのですが、
とりあえず上ってみることに。
娘は両脇にひしめく色んなお店に興味津々で、全然先に進まなかったです(笑)
まずは序盤にある金陵のボトルに興奮。
その奥にある広場で沢山走り回り、
向かいにある「こんぴらプリン」でプリンソフトを食べてご満悦でした。
プリンソフト、プリンの味が濃厚で美味しかったです。
娘の気分が上向いたのを確認して、いざ石段へ。
ただやっぱり途中で「疲れたー!」と騒いだり、参道に落ちてる実を拾ったりで全然進まない(笑)
夫と私交代で抱っこやおんぶしながらなんとか本宮へ。
1月でしたが、ちょっと汗ばんで息が上がってしまいました。
でもここからの景色は一見の価値あり。
香川の町が一望出来ました。
本宮の手前にある旭社という所に、
一円玉がめちゃくちゃ浮いている水がめを発見。
何かな?と思って説明を読むと「一円玉を浮かべることが出来たら願いが叶う」らしい。
みなさん一生懸命、一円玉を浮かべようとああでもないこうでもないと言いながらチャレンジ。
どうやら水面を撫でるように一円玉を置くと良いっぽい。
おおっ!こういうの好き!私もやろう!
と思って財布を見たら、そもそも一円玉が無い(笑)
そもそも願いを叶えられる資格さえありませんでした‥。
残念。
娘は石段を上るよりも下りる方が楽しかったようで、
一段とばしでジャンプしながら意気揚々と下りてくれたので、帰りは楽でした。
途中に、BS朝日で放送している「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」で気になっていたダルマさんの工房を発見。
絵柄がポップで愛着のある絵柄のダルマさんを販売しています。
しかも、自分でデザインした絵柄で作ってくれるのだとか。
ただ予約は3年待ち!!だそうです‥。
ショーケースのかわいいダルマさんを拝んで帰ります。
ことひら観光で買ったもの(オススメ品)
今回のお土産は「加美代飴」にしました。
パッケージにもある「五人百姓」というのが気になりますよね。
この飴を購入した「池商店」さんのサイトを調べてみると、このように書いてありました。
古くからこんぴら名物となっていた加美代飴は、金刀比羅宮境内大門内にある5軒の飴屋のみが販売を許されておりました。
この5軒の飴屋の通称が「五人百姓」です。
引用元:金刀比羅宮境内で五人百姓だけが販売できる加美代飴について
(この時は気付かなかったのですが、飴を売っていたのですね)
事前に調べて知っていれば、この傘のおばちゃんから飴を買ったかもしれないのですが、
私たちは参道の途中にある通常の店舗で購入。
この「池商店」さんも五人百姓の1つだったのですね。
中を開けると、こんな感じで扇形の飴に小さいハンマーが付いており、
ハンマーで飴を割って食べるらしい。
食べてみると、なんとも懐かしい!
べっこう飴、黄金糖のような優しい味です。
ずっと食べていられそうです。
ちなみにこの加美代飴、こんぴらさんでしか買え無さそうです。
池商店さんの通販サイトはあるのですが、
近所のショッピングセンターのお土産コーナーや高松駅などのお土産コーナーにも見たことがありません。
そう思うと、こんぴらさんに来たら「加美代飴」は絶対に買いたいお土産ですね。
その他店舗にはドリンクも売っていて、
生姜ドリンクを頂きました。ホッとする温かさでした。
まとめ
琴参閣は我が家のような家族連れ、親戚の集まりでの宿泊が多く、
気兼ねなく温泉を楽しめました。
娘もたくさんの種類のお風呂が楽しかったようで昼・夜と2回入り、
(朝は私が化粧したりするので寝ている間にこっそり行った)
一方、食事はちょっと残念だったかな‥という印象です。
大人数でワイワイ過ごすにはアルコールも飲み放題だし、ピッタリではありそうですが、
(特に夫はお酒を飲まないので、食事はう~んという感じだったようです)
ただ駅や金刀比羅宮へのアクセスがバツグンなので、
何を優先するべきか‥という点で評価が変わりそうです。
公式サイト
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