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【高知】星ふるヴィレッジTENGU:ファミリー宿泊記録

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こんにちは!nattuberryです。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

2022年6月、高知県へ旅行した時の記録です。

「日本三大カルスト」の1つとされる、高知県~愛媛県にまたがる「四国カルスト」

(ちなみに、他の2つは山口県「秋吉台」、福岡県「平尾台」)

 

何かの写真で見た時に、

「雄大で開放感があり、青と緑がめちゃくちゃ映えてて行ってみたい!」

と思い、ようやく念願かなって訪れることが出来ました。

 

今回は、四国カルストの中でも「天狗高原」に位置する「星ふるヴィレッジTENGU」に1泊しました。

 

「星ふるヴィレッジTENGU」はこんなところ

  • 天狗高原周辺の絶景ポイントに近く、観光に便利な立地
  • 高知県・愛媛県を跨いで建っている珍しい宿
  • 2021年7月に全面リニューアル。キレイな施設でゆっくり過ごせる
  • 満天の星空を眺めることが出来る(ホテル主催の星空ツアーがある)
  • 雨でも大丈夫!併設のプラネタリウムも大満足

 

山の中にある宿のためなのか、子どもの頃に経験した林間学校のような感覚になりました。

大自然に包まれる贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

 

予約サイト

 

 

 

 

ホテルデータ

 

2022年6月、私・夫・娘(当時3歳)の3人で宿泊しました。

1泊2日の旅行だったのですが、初日は残念ながら雨。

翌日は晴れるということだったので、2日目に期待しながら向かいました。

 

公式サイト

 

ホテルまでのアクセス

天狗高原の展望エリアの隣に位置する宿で、途中から1本道のため、

迷うことなく到着できると思います。

愛媛方面・高知方面と2つルートがあるそうですが、高知ルートの方が良いらしいです。

(夫が事前にネットで調べたところ、愛媛ルートはかなり悪路だとか‥)

というわけで、私たちは高知ルートから向かいました。

 

 

このホテルを選んだ理由

天狗高原エリアを満喫するため!これに尽きます。

そもそも宿の候補も少なく、「四国カルストに訪れるのであれば星ふるヴィレッジ」という感覚で予約しました。

リニューアルしたばかりということで、施設もキレイそうだなと思ったのも決め手でした。

 

宿泊レポート

 

リニューアル前は「天狗荘」という名前だったそうです。

なんとなく昔の山荘っぽい雰囲気が残っています。

 

フロント

宿泊受付のカウンターとお土産・レストラン関連のカウンターと2つあり、迷いました。

こちらは宿泊受付用のカウンター。

結構小さめ。1組~2組ずつしか受付出来ないので、チェックアウト時は混雑しそう。

 

こっちはお土産関連のカウンター。

レストランやプラネタリウム、お土産エリアは一般の人も使えそうでした。

ソフトクリームも食べられるというのがイイね。

 

カウンターに星空ツアーの案内や、今見ることのできる星座の案内がありました。

この日は残念ながら雨だったため、ツアーは中止。

ただもし開催されたとしても参加できなかったかもしれません。

というのも、今回6月に訪れたので、日中暑いし大丈夫やろと思って防寒用具を一切持って行かなかったのですが、いざ夜になるとめっちゃくちゃ寒い!

感覚的には11月下旬位の寒さ。半袖なんてご法度!というレベルで寒かったので、

やっぱり山は舐めたらダメです。星空ツアーに参加するのであれば夏でも防寒用具が必要だと思いました。

 

 

ラウンジ

 

一般利用が出来るエリアが多いことからか、結構広いです。

大きく分けると、フロント付近と入口付近の2ヶ所といった感じ。

座るところも多く、ツーリングに来られた方が数組待ち合わせ場所として使っていらっしゃるようでした。

 

ピアノも置いてありましたが、自由には弾けませんでした。

(弾きたい場合はフロントへ伝える必要がありました)

 

展望エリア

さすが高原・星空観察の宿。

2階には、宿の中から眺めるエリアと、展望デッキと2ヶ所の展望エリアがあり、じっくり景色を眺めることが出来ました。

 

宿の中から眺める展望エリアはちょうど県境にあり、県境の線が引かれています。

 

展望デッキから撮影した雨上がりの夕方の写真。

少し雲海っぽくなっています。

翌日にまた同じ場所で撮影すると、キレイな雲海が広がっており感動しました。

 

ちなみに、宿の外も展望台のようになっており、

色んな場所で景色を眺めたり、写真を取ったり、ボーっとしたりと、

思い思いの時間を過ごすことが出来ます。

 

大浴場

建物の2階に大浴場があります。

宿のキャパを考えると少し狭め。

お風呂は内湯と半露天ぽい、2人位しか入れなさそうなものの2つ。

洗い場も数ヶ所しかないため、

ハイシーズンの時は時間をずらして利用するなど工夫した方が良いかもしれません。

脱衣所はリニューアルしたのか、キレイで清潔でした。

(引用元:星ふるヴィレッジTENGU(旧天狗荘)

 

プラネタリウム

 

今回の宿泊で楽しみにしていたものの1つでした。

チェックインして、少し休憩してからプラネタリウムへ。

 

中に入ると、思ったより本格的な設備でビックリ。

リクライニング付きのイスや、寝転びソファが置いてあり、好きな所に座るスタイルでした。

(スタートギリギリになってしまったため、寝転びソファはゲット出来ず‥)

 

プログラムとしては、季節に合わせた星座のお話(私たちの時はこぐま座とおおぐま座についてでした)と、天狗高原で眺められる星空の説明でした。

娘は退屈になるかな~‥とちょっと心配だったのですが、

くるくる変わる映像が楽しかったようで、見入っていました。

 

ちなみに私は、

こぐま座とおおぐま座の神話の話が衝撃的過ぎて、他にも色んな人が一緒にプラネタリウムを見ているのに、

「うそやん!お母さん可哀そう過ぎる」

「ヘラの愛情重すぎやん、もう怖いわ」

「てか、そもそもゼウスがアカンやろ、最後助けた感じになってるけど、アンタが一番あかんねんで!」

と心の声を周囲にダダ洩れさせながら興奮して見ていました(爆)

(星座の神話ってぶっ飛んでて面白いですよね)

 

お部屋

星ふるヴィレッジの客室は全部で6種類。

私たちは一番ベーシックな「和室」タイプのお部屋に宿泊しました。

良いお部屋だと「星空客室」や「デッキツイン」等、四国カルストの絶景を眺められるものもあるようです。

とはいえ、通常の客室でも十分景色を堪能することが出来ます。

 

廊下

私たちは1階の客室に宿泊しました。

廊下に県境の線が引かれていました。

 

客室全体

 

一般的な和室のお部屋です。

窓際には小さなイスとテーブルがあり、外を眺められるようになっています。

 

この部屋は県境をまたいでいるようで、窓からも県境線を見ることが出来ました。

県境に泊まれるって珍しくない?

 

また山荘スタイルらしく、布団はセルフサービスでした。

 

設備/アメニティ

冷蔵庫は中身空っぽ。一般的な小さめサイズです。

ポットもありました。

加湿器があるのはありがたいです。

 

アメニティはまとめて袋に入っていました。

感染症対策なのかな?

子ども用の浴衣も用意されており、娘は嬉しそうに着ていました。

 

お風呂・トイレ

トイレはリニューアルしているのでキレイ。

 

洗面所はドアの隣に独立。

ただ、私たちが宿泊した際は蛇口から砂水が‥(涙)

フロントに報告しに行くと、どうやら洗面所の配管が汚れていたようで、
洗面所は使わないで下さいと言われ、ペットボトルの天然水を渡されました。

(うがいする時に使って下さいとのこと)

でもこんな天然水でうがいとかもったいない‥!

ということで、手洗いうがいは廊下の共用トイレの洗面所で行い、
ペットボトルのお水は有難く普通に飲みました。

(歯磨きは大浴場の洗面所で‥)

 

ホテルでの食事

ガラス張りで開放感のあるレストランでの食事です。

夕食も朝食もこちらのレストランが食事会場となっていました。

 

夕食

大人はコース料理。娘はキッズプレートです。

 

食事のお供(お酒)

ビールや高知の地酒、焼酎、ワインと幅広いラインナップ。

以前高知県の北川村温泉に宿泊した際に「美丈夫 舞」を飲んだのですが、

それがめちゃくちゃ美味しかったので、それにしようかと思ったものの、

せっかくなので別のものを‥と考え、「津野山ビール」なるものを注文しました。

 

緑茶のビアカクテルとのこと。

しゅわしゅわな抹茶に近い緑茶を飲んでいるような感じでした。

アルコールという感じはあまりなく、後味が結構残るタイプで好き嫌い分かれるかも。

(私はあまり得意な感じでは無かったです‥スミマセン)

 

お子様プレート

 

王道のキッズプレート!

娘はやっぱりフルーツから食べていました。

エビフライの隣はクリームコロッケ。クリームコロッケって珍しくない?

娘はお気に召さなかったのですが、かなり美味しかったです。

なんでどこもキッズプレートって美味しんでしょうか。

ぶっちゃけ私もキッズプレートで満足です。

 

大人のコース料理

 

テーブルを見渡してみると、

結構色んなタイプのコースがあるようでした。

(我が家は一番オーソドックスなメニューだったのではと思います)

 

程よい量でパクパク食べました。個人的には雨子の塩焼きがヒット。

 

朝食


朝食は娘も大人と同じメニューでした。

ただ大人と同じということもあり、子どもが喜びそうなものが少なかったので、

ひたすらご飯食べてました。

 

nattuberry's プチ情報

ポイント①:朝にベランダから雲海が見れた!

前日の雨のお陰で気温がさがっていたからか、

朝、目を覚まして窓の外を見ると雲海が!

ボヤボヤした頭が一気に吹っ飛び、娘と夫を起こさないようにそーっと展望デッキへ。

 

朝日が差し込む様子も、雲海と相まって神秘的に。

興奮して、展望デッキだけでは我慢できず、

ホテルの外へ飛び出して、少し先にある展望台まで散策。


朝から良いものが見れたぁ~!

と思いながら、スキップで部屋に戻りました。

 

ポイント②:ホテル隣の学習施設「カルストテラス」がいい感じ

 

ホテルの向かい側に小学生の課外学習で活躍しそうな施設があり、

チェックインの前に立ち寄りました。

現在は四国カルストについて学べる休憩施設のような感じになっていました。

カルスト台地の成り立ちを動画で学べたり、

天狗高原に生息している植物や動物の標本が展示されていたりと、

結構見応えがあり面白かったです。

 

ちょっとしたカフェスペースもあったのですが、まだ本稼働はしていない様子。

スタートしたら賑わうだろうなぁと思いました。

 

また、キッズスペースもあり、オシャレでカワイイ木のおままごとセットやつみきが置いてありました。

私たちが訪れた時、誰もお客さんがいなかったので、

娘はここで1時間弱位、悠々自適に遊んでました。

 

ポイント③:天狗高原~姫鶴平まで散策。やっぱり絶景!

翌日。チェックアウトすると天気は快晴!絶好の散策日和となりました。

早速天狗高原、そこから道路を進んで姫鶴平までドライブ。

(車で往復20分もかからない位の距離です)

 

途中の駐車スペースで車を停め、少し散歩します。

岩のゴツゴツした白と草原の緑と空の青がとても鮮やか。

 

牛が放牧されています。

のんびり草を食んでいる姿がなんとも癒されます。

 

それからまた車を走らせて姫鶴平へ到着。

こっちの方が有名なのか、天狗高原に比べお客さんが多かったです。

 

調べてみたら、ここでも宿泊が出来るっぽいです。

1階はレストラン・バーベキュー会場になっており、一般のお客さんも楽しめるとのこと。

 

すぐそばの広場でとってもオシャレなキッチンカーを発見。

コーヒーショップでした。

 

コーヒー・カフェラテ以外にもジュース・アルコール類もあり、

絶景を眺めながらのカフェタイムを満喫できます。

夫はコーヒー。私はカフェラテ。娘は温州みかんジュースを買いました。

 

ちかくに高原にピッタリなブランコ。

いいねぇ~!

 

こういう雰囲気の中で飲むカフェラテは最高ですね。

美味しかったです。

その後も少し散策して、雄大な景色を楽しみました。

 

 

まとめ

初日はあいにくの天気でしたが、そのおかげで翌日の朝には雲海を見ることが出来て、

日中は天候に恵まれ絶景を楽しむことが出来たので、総じて大満足な旅行となりました。

(強いて言うなら満天の星空を見ることが出来なかったことだけが心残りかな)

 

今回のホテルは観光の拠点となり、設備も新しく整っており、快適に過ごすことが出来ました。

また四国カルストを訪れる際はこのホテルに泊まりたいと思いました。

 

ちなみに、宿泊アンケートに記入してチェックアウト時に渡すと、オリジナルのクリアファイルを頂きました。

 

こんな星空を生で見れるのであれば、またチャレンジする価値はありそう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

公式サイト

 

予約サイト

 

 

 

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