こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2020年6月に香川県直島へ旅行した時の宿泊レポート記事です。
香川県が誇るアートの島「直島」へ1泊2日で旅行しました。
高松から直島へはフェリーで1時間程度。
日帰りでも問題ない距離なのですが、直島をガッツリ満喫したい!ということで、ちょっと贅沢ですが宿泊することにしました。
直島のホテルは選択肢が少なく、その中でも「ベネッセハウス」というあの教育大手ベネッセグループが運営しているホテルが一番人気。
ただしベネッセハウスは割と値段が高め&競争率が高い。
というわけで、今回は別の宿を探すことにしました。
そして見つけたのが「SPARKY's House」というゲストハウス。
2018年に新しくできたばかりで「コンテナハウス」というちょっと変わったタイプの宿。
コンテナハウスには初めて泊りましたが、想像以上に快適で、また泊まりたい!と思える宿でした。
「SPARKY's House」はこんな所
- 2018年に出来たばかりの新しいゲストハウス
- 「コンテナハウス式」と珍しいタイプ
- まるで自宅にいるような内装でゆったり過ごせる
- 港/アートスポットとはそこそこ距離があるため、移動手段注意
- 基本的に素泊まりのみ。食事確保が重要
想定外の出来事が起こりましたが、気兼ねなくのんびり過ごすことが出来て、大満足のホテルステイでした。
ホテルデータ
私・夫・娘(当時0歳11ヶ月)の3人で宿泊。
宿泊は2020年6月。新型コロナウイルス感染症がパンデミックを起こし始め、日本でも初めての緊急事態宣言が出され世間が混乱し、観光業が大打撃を受けているタイミングでした。
香川県では6月には緊急事態宣言が終わり、観光業を支援するために「県民限定の旅行キャンペーン」を打ち出しており、それを利用して旅行しました。
公式サイト
ゲストハウスまでのアクセス
公式サイトには「港から徒歩7分」と書いてありますが、「長い上り坂で7分」のため、徒歩では結構キツイ気がしました。
ただ送迎も無いため、徒歩で頑張る必要がありそうです。
(ゲストハウスでは無料で自転車が借りれます)
私たちは車で向かったのですが、新しくできた所だからか、車のナビに住所を入れても反応してくれず。
Googleマップで向かうことにしましたが、曲がり角が分かりづらく何回も間違え、結局30分遅れでチェックインする羽目に‥。
隠れ家感の強い立地のため、アクセスは要注意です。
今回この宿を選んだ理由
直島は小さな島のため、そもそも宿の選択肢が多くありません。
その中でもベネッセハウスが一番メジャーのようでしたが、調べてみるとかなり素敵だけどその分値段も高く、空室も少ない。かなり激戦のようなので、消去法で探すことに。
その中でも今回宿泊した宿は新しいし、全て個室ということで、
1歳未満の娘がいる私たちにとっては娘の大声や泣き声で迷惑かけることも少ないだろうなと思い、予約することにしました。
宿泊レポート
今回宿泊したのは2020年6月。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う初めての緊急事態宣言が解除になった直後の旅行。
県外からの観光客がほとんどいないという、直島ではかなり珍しい状況でのお出掛けでした。
外観/チェックインカウンター
「ゲストハウス」と聞くと、ユースホステルのような安い宿&ドミトリーという印象が強いですが、SPARKY's Houseはそういったタイプではなく、コンテナハウス形式。
それぞれのコンテナが独立しており、全部で3棟。
かなりこじんまりとしている宿でした。
周りに咲いていた花がキレイ。
チェックインカウンターも独立したコンテナになっており、スタッフさんはチェックイン・チェックアウト時以外はここにおらず、基本的に宿泊客のみで過ごすという環境になるようです。
ちなみに今回の宿泊客は私たちだけ。
独占状態で、気を遣うことなくのんびりと過ごすことが出来ました。
お部屋
外から見るとこんな感じ。
ベランダもあるため、連泊&洗濯物がある場合も外に干せます。
(備え付けでハンガーも置いてありました)
客室全体
お部屋は新しく出来ただけありとてもキレイで清潔。
オシャレなワンルームマンションの1室といった雰囲気です。
自宅で過ごしているような感覚になります。
今回は3ベッドで予約したのですが、3台目のベッドはエキストラベッドではなく、床にマットレスが敷いてあるタイプ。
落ちてケガをする心配なく娘を寝かせることができました。
ミニキッチン
ワンルームマンションにあるようなIHコンロ&ミニシンクがあり、
ちょっとした調理ができるようになっています。
食器洗いスポンジ&洗剤も置いてあるので便利。
娘用の食事スプーン・フォークを洗えたので助かりました。
ただ電流のキャパの問題なのか、電子レンジや湯沸かしポット等は部屋にはなく、
外にある共用スペースに置いてありました。
設備/アメニティ
部屋の中にはエアコン、加湿空気清浄機、そしてWi-Fi。
コンテナハウスではありますが、ホテルにある標準設備と同じです。
またコロナウイルス感染症対策の一環で次亜塩素酸の噴霧器も置いてありました。
ミニキッチンの隣にはミニテーブルがあり、ティーバッグがたくさん置いてありました。
ただ3人で食事をするには、このテーブルは小さすぎたため、食事は外の共有スペースを使いました。
お風呂・洗面所・トイレ
お風呂と洗面所、トイレは独立しており、マンションのような造りです。
バスタブは我が家のものより大きいと感じました。
小さいお子さんと一緒でも問題なし。
シャンプーやボディソープ等のアメニティも一通り揃っていました。
珍しく入浴剤が置いてあり、有難く使いました。
ただ、タオルはありましたがパジャマがないため、持参する必要があります。
共有スペース(外)
調理や食事はコンテナハウスの外にある、共用スペースを使うようになっていました。
ここで他の宿泊者と交流できるようなのですが、残念ながら今回の宿泊者は私たちだけ。交流は出来ませんが、独り占めさせてもらいました。
こういう感じがゲストハウスっぽいですね。
共用スペースには大き目のシンクが二つ。
またコンロや電子レンジ、湯沸かしポットなど、調理に必要な器材も置いてあります。
テーブルにはフリーズドライの味噌汁やティーバッグがあり、自由に使えるようになっていました。
ちなみに、夏場は蚊が多いのか至る所に蚊取り線香が置いてありました。
ちょっとしたキャンプ気分を味わえました。
食事事情
この宿のシステム上、宿泊プランは素泊まりのみ。
食事は自分たちで確保する必要があります。
外食するのも良し、食材を持ち込んで自分たちで調理するのも自由です。
今回、私たちはどこかのお店でテイクアウトして宿で食べることにしました。
夕食は昼間に目を付けていたケイジャンチキンのお店へ。
銭湯アートの隣にあるお店なのですが、向かってみるとなんとクローズ!!
港で手に入れたガイドマックには「21時まで営業」と書いてあるし、昼間は開いていたのに‥。
離島スタイルなのか、新型コロナウイルス感染拡大による自粛だったのか‥。
理由が書いていなかったため分からないのですが、大誤算でした。
結局、夕食も朝食もセブンイレブンで買って共用スペースで食事をすることになりました。
もっとちゃんと下調べするべきでした‥。
ちなみに今回の宿の姉妹店でSPARKY's Coffeeというお店があったのですが、
私たちが行った時には閉まっており使えず‥。行ってみたかったなぁ‥。
まとめ
初めてコンテナハウスに宿泊しましたが、思った以上に快適に過ごすことが出来ました。
食事の確保が難点ではありましたが、コンビニも車・自転車で行ける範囲内ですし、ノープランでも何とかなりました。
他のお客さんがいれば交流も出来そうですし、良い思い出が作れそうな宿だと思います。
また直島に行くことがあれば泊まりたいと思える宿でした。
公式サイト