こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2021年4月に徳島県三好市にある、大歩危小歩危・祖谷旅行をした時の宿泊レポート記事です。
今回は1泊2日の旅行。大歩危峡は温泉地でもあるため、温泉旅館をリサーチ。
大歩危峡観光遊覧船を運営している「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか」に宿泊しました。
もともと今回の旅行は、大歩危峡の観光遊覧船に乗ることが一番の目的。
同じ系列の旅館だったらちょうど良いな~、と軽い気持ちで予約したのですが、
予想以上にファミリーに優しいおもてなしで、料理も温泉も大満足。
また泊まりたい!と思える旅館でした。
「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか」はこんな所
- 大歩危小歩危/祖谷エリア観光の拠点に出来る立地の旅館
- 宿泊すると、大歩危峡観光遊覧船の割引クーポンがもらえる
- 楽天トラベルアワード2020(ゴールドアワード/日本の宿アワードTOP47)受賞、口コミ評価の高い旅館
- 赤ちゃん/子供連れに優しい&嬉しいサービス多数
- 地元産の食材を使った食事が絶品
- 「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」にも登場したホテル
今回はゴールデンウイーク直前に宿泊。
他のお客さんも少なく、ゆったり過ごせて大満足のステイでした。
旅館データ
私・夫・娘(当時2歳10ヶ月)の3人で宿泊。
宿泊は2021年4月、ゴールデンウィーク直前に泊まりました。
当時はコロナの流行が再拡大しており、各都市で緊急事態宣言カウントダウン状態。
時期的なことと、旅館側の感染対策のためか、宿泊客が少なく広々ゆったりと過ごせました。
公式サイト
旅館までのアクセス
大歩危峡観光遊覧船の乗船乗り場と道路挟んですぐ隣、渓谷を望める立地。
また「祖谷のかずら橋」や小便小僧で有名な「祖谷渓谷(ひの字渓谷)」等の有名スポットまでどちらも車で30分~40分程度と、アクセスしやすいロケーションにあります。
今回この旅館を選んだ理由
割と思いつきで決めた旅行だったこともあり、直前に旅館リサーチをしたため、あまり選択肢がありませんでした‥。
ただ今回の旅行は遊覧船が一番の目的だったので、遊覧船乗り場に一番近い旅館(むしろ系列)だったこと、
さらに楽天トラベルの直前割でお得だったため、ここの旅館に決めました。
調べると、大歩危・祖谷渓観光ではこの「大歩危峡まんなか」と「ホテルかずら橋」の2つがメジャーな宿泊先のようです。
ホテルかずら橋は値段が高くて、、今回はまんなかへ宿泊。
旅館宿泊レポート
今回宿泊したのは2021年4月。
新型コロナウイルス感染症の対策が行われている中での1泊2日でした。
対策されている内容も含めてレポートします。
エントランス/ロビー
なんとこの日の宿泊客は7組。
客室数は26室とのことなので、3分の1以下!
ゴールデンウィーク直前とはいえ、土日の宿泊でこの組数は少ない‥。
感染症対策で予約数絞っているのかな‥?
入口にはカメラで検温するタイプのものとアルコール消毒が置いてありました。
(旅館とロート製薬何かタイアップしてるのかな‥?)
お土産コーナー
チェックインカウンターの隣に、こじんまりとしたお土産コーナーがあります。
アイスや、お菓子、地酒が置いてありました。
休憩スペース/囲炉裏
お土産コーナーの隣にソファ席、さらに向かいには囲炉裏スペースがありました。
もうすぐこどもの日だからか、立派な兜飾りが置いてありました。
娘はこの場所が気に入ったようで、興味深そうに置物を眺めていました。
絵本などの書籍のスペースもありました。
食堂
ロビーや囲炉裏と同じ1階に食堂があります。
感染症対策なのか、宿泊客を2つの部屋に分けていました。
掘りごたつ式の和室タイプの食堂でした。
ベビーチェアやキッズチェアも準備されていました。
大浴場/貸切浴場
「大歩危峡温泉」という種類の温泉で、日帰り温泉も可能とのこと。
大浴場は内湯と露天風呂(ひのき風呂)の2つ。
特に露天風呂はひのきの香りが広がって癒されます。
露天風呂はリニューアルしたばかりなのかな?露天風呂までの通路もひのきの階段で新しく、滑らず安心。
内湯はお風呂が1つ。洗い場は5つ程度とそこまで広くありません。
ハイシーズンで満室の時は時間帯によってはかなり混雑するだろうな~と思いました。
ただ子どもと一緒だと目の届く範囲の広さなので、逆に安心しました。
驚いたのが子ども・赤ちゃん向けアメニティ&設備が充実していること。
洗い場にはベビーソープ・ベビーシャンプー、バスチェアも完備。
赤ちゃん連れも安心して温泉を楽しめます。(男湯にも同じ設備があったとのこと)
娘もお風呂の前にトイレに行けるようになったため、今回から大浴場デビュー。
温泉の温度もちょうど良かったようで、気持ちよさそうにしていました。
またこの旅館は大浴場の他に、貸切風呂・岩盤浴もありました。
どちらもチェックイン時にフロントで予約するシステムとのこと。
岩盤浴は大浴場に併設されていました。
貸切風呂は人工温泉で、大歩危温泉ではないとのこと。
貸切風呂もいいなぁ~と思ったのですが、娘も大浴場に入れるし‥とのことで利用せず。
お部屋
廊下
廊下の各所に空気清浄機が置かれていました。
感染症対策に気を配っている印象を受けました。
ドアは鍵タイプですが、オートロックでした。
客室全体
ここの旅館には「和室(6畳/10畳)」「ツイン洋室(15㎡/30㎡)」「ハリウッドツイン洋室」「モダン和洋室」と様々なタイプの客室があり、ライフスタイルによって選べます。
今回私たちは「和室(10畳)」タイプのお部屋に宿泊しました。
夕方遅め(17:45位)のチェックインだったため、既に布団を敷いてくれていました。
布団は分厚い敷布団でフカフカ。
鶴の折り紙と共に旅館からのメッセージ。
こういうおもてなし、結構好きです。
娘は鶴の折り紙に興味津々でした。
お茶菓子は旅館の売店や、別のお土産物屋さんでも売っているものでした。
設備/アメニティ
加湿空気清浄機が完備されています。
最近は置いてあるホテルや旅館が増えてきましたね。
やはり昨今のコロナウイルス感染症対策が影響しているのでしょうか。
そしてパナソニックの黒い物体。
これ何だろう?と思ったら、手元用の照明でした。
とってもオシャレ。ウチにも欲しい。
浴衣、タオル類は標準的なもの。
娘の浴衣は無かったのですが、スリーパーを準備して頂いていました。
今回は添い寝プランだから娘用の掛け布団もないし寝相も悪いので、スリーパーのサービスはとても有難かったです。
※子ども用浴衣を着ている他のお客さんもいたので、子供浴衣も準備頂けると思います。
大浴場用の巾着袋のデザインがカワイイ。
貸出しリストはかなり充実しています。
赤ちゃんお世話グッズの種類も多く、赤ちゃん連れも安心して宿泊できます。
お風呂・洗面所・トイレ
今回宿泊した和室(10畳)タイプの客室には、
シャワー室になっており、バスタブはありませんでした。
赤ちゃんや子どもをお部屋のお風呂に入れたい場合は、「和室(6畳)」「洋室」「和洋室」タイプの客室を選ぶ必要があります。
洗面所には、娘用の歯ブラシは無かったですが、ミニオンのコップが置いてありました。
ドライヤーはナノイー。さらにナノケアも!
美顔器が置いてある旅館、初めてかもしれません。
先ほどの手元ライトもそうですが、この旅館はパナソニックが好きなんですね。
洗面所の隣にはオムツ用ゴミ箱と子供用の踏み台があり、
トイレには補助便座も置いてありました。
子どもが宿泊するとのことで、あらかじめ色々セッティング頂いていたようです。
わざわざフロントに連絡しなくて良いので、とっても助かりました。
ホテルでの食事
夕食
大人は地元の食材をふんだんに使った会席料理、娘はお子様プレートです。
季節によってお品書きを微妙に変えているそうです。
お子様プレート
美味しそうなお子様プレート。写真には映っていないですが、ごはん・お味噌汁もありました。
娘はフルーツ、エビフライ、ホタテが特に気に入ったようでした。
大人の会席料理
料理の前に、今回は徳島の地酒を注文しました。
旅館のある徳島県三好市の地酒とのこと。
お酒は好きですが全然詳しくないので、いつも適当に注文してるのですが、
今回のお酒は風味がしっかりしてるけどあっさり飲みやすく、とても気に入りました。
冷酒で注文したら350㎖ボトル1本丸ごと出てきてしまったのですが、食事中にひとりで飲み切れました。
とっても美味しかったです。
会席料理では、「そばすべし」という大歩危祖谷地方の郷土料理や、
大歩危渓谷(吉野川)で取れた鮎の塩焼き等、地元でとれた食材を味わえる内容でした。
こちらが「そばすべし」
個人的には一番最初に出てきた田舎チップスが一番美味しかったです。
思わずスタッフの方に「どこで買えますか?」と聞いたのですが、
なんと手作り!!お土産としても売っていないとのことでした。
なんか「どっかで買ったものを提供してる」的な失礼なニュアンスで伝わったような気がしましたが、そういうわけではなく、商品化されているかどうかを聞きたかったのですが、、、ちゃんと伝わったかな‥
変な感じで伝わってたら申し訳ありません。
丁度良い量でした。
大満足。
朝食
夕食と同じ食事会場での朝食です。
朝食の時には娘用のお食事エプロンも用意して下さっていました。
娘はお子様用の朝食。大人は夕食に続き、地元産食材を使ったボリューム満点の朝食です。
写真を撮り忘れてしまったのですが、朝食は茶碗蒸しが注目のようです。
具材が入っていない完全プレーンな茶碗蒸しで、茶碗蒸し定番の銀杏が嫌いな私にとってはとても美味しく食べられました。
夫は味付け海苔が気に入ったようで、お土産として購入していました。
nattuberry'sプチ情報
宿泊者には大歩危峡観光遊覧船の割引クーポンがもらえる
旅館と観光遊覧船は同じ会社が運営しているということで、
宿泊者には遊覧船の割引券をチェックイン時にいただけます。
チェックイン後に遊覧船に乗ることも出来ますが、
私たちやその日宿泊したお客さんの動きを見ると、翌日チェックアウト後に遊覧船に乗っているようでした。
今回の旅行で観光遊覧船を一番の目的にしていた理由。
それは、この時期限定で川を泳ぐこいのぼりが見られるからでした。
沢山のこいのぼりが吉野川を横切るように泳ぎ、その真下を遊覧船で通れるというのがとっても魅力的だと思ったため、GW前の時期を狙って旅行しました。
実際に現地に行ってみると、
大歩危峡の緑色と吉野川の青色に沢山のこいのぼりが色鮮やかに映えていて、とってもキレイでした。
紅葉の時期もまた色鮮やかで美しいし、真夏の新緑も魅力的だそうです。
どの時期に行っても満足できるため、遊覧船での川下りはオススメです。
そして遊覧船に乗るのであれば、この旅館に宿泊して割引券をもらうのがお得です。
旅館名「大歩危峡まんなか」のまんなかとは⁇
この旅館名を初めて見た時、「まんなかって何⁉」と思ったんですね。
さらに、香川・徳島を結ぶ観光列車に「四国まんなか千年ものがたり」というものがありまして、そこにも「まんなか」という言葉が使われているんですよね。
人生で一度は乗ってみたい観光列車
「まんなか」って何だろうなー‥と思って調べてみると、
どうやら大歩危峡という立地が名前の理由のようです。
先ほどの観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の公式サイトによると、
運行区間の香川県多度津駅から徳島県大歩危駅は、四国山地を横断する土讃線の中間で、地理的にも四国のまんなかあたりに位置します。
引用元:四国まんなか千年ものがたり公式サイトより
大歩危峡は地理的に四国の真ん中だから「まんなか」という名前のようです。
さらに、大歩危のある徳島県三好市は「四国のへそ」とも呼ばれているそうです。
なるほどー‥と思い、Googleマップで確認すると、、
真ん中っていうほど真ん中じゃなくない??
どちらかというと高知の方が真ん中っぽいですが‥。
どう思いますか‥?
ただ、さらに調べてみると、
徳島県三好市は、香川県・愛媛県・高知県、四国各県と全てに面しているという特徴もあるようです。
四国4県って、それぞれ各県に面していると思っていたのですが、
香川県は高知県とは面していないんですよね。意外。住んでから初めて知りました。
そういう意味からも徳島県三好市が「四国のまんなか」「四国のへそ」と呼ばれているのかもしれません。
※でも、愛媛県四国中央市も香川・徳島・高知と面しているのですが、四国中央市は別に「まんなか」とも「へそ」とも言われていないようです‥。
あの人気番組「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」に登場!
徳島の剣山~香川の父母ヶ浜までのバイク充電旅の会でこのホテルがちらっと登場していました。
大歩危・祖谷エリアは人気観光スポットのため、宿探し・夕食探しに難航していた出川さん達が大歩危峡に差し掛かった際、このホテルに立ち寄り宿泊交渉をしていました。
結果このホテルも満室で泊まれなかったようですが、夕食を食べさせてもらっていました。
この回のゲストは小島瑠璃子さんだったのですが、出川さんも小島さんも疲れが一気に吹き飛ぶ程美味しかったと絶賛されていました。
確かに夕食は本当に美味しかったです。
まとめ
事前リサーチがほぼなく、慌てて予約した旅館ではありましたが、
想像以上に快適に過ごせました。
大浴場には赤ちゃん・お子様向けのアメニティも完備されてますし、
娘にとっても大満足の温泉デビューだったと思います。
温泉を楽しむことも観光を楽しむことも出来る旅館でした。
良い徳島大歩危旅行になりました。
公式サイト
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