こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2021年8月、愛媛県今治市へ旅行した時の記録です。
特に今回はしまなみ海道、今治市と大島を結ぶ来島海峡を中心にお出掛けをしました。
来島海峡大橋を中心に、美しい瀬戸内海を眺めることが出来るスポットがいくつかあります。
今回はその時に訪れた場所と合わせて絶景を楽しめるスポットをまとめました。
来島海峡大橋の絶景ポイント
- 「行ってよかった展望台第2位」に選ばれた現代的な展望台
- 今治側から来島海峡大橋を楽しめるキレイなサービスエリア
- タメになる話が聞ける観潮船。景色も圧巻
どのスポットも写真では納めきれない美しさでした。
ちなみに、今回は来島海峡大橋の途中にある「馬島」で宿泊しました。
この場所もとっても良い所でした。
「馬島」の宿泊レポートもぜひご覧ください
旅の概要
今回の旅行はマイカーでの移動。
私・夫・娘(当時3歳)の3人でお出掛けしました。
訪問スポットへのアクセス
来島海峡大橋へは今治側から入りました。
車でも十分楽しむことが出来ます。
旅の行程
今回訪れたスポット
- 亀老山展望公園
- 来島海峡サービスエリア
- 来島海峡急流観潮船(道の駅よしうみ いきいき館)
亀老山展望公園は2020年11月に訪れましたがエリアが近いため一緒に紹介します。
訪れた季節は違いますが、夏も秋も来島海峡は絶景でした。
1.亀老山展望公園
今治側から来島海峡大橋を渡り、大島へ入ります。
大島に入ってすぐの山を登っていくと展望台です。
山頂にある展望台のため、自転車だと結構大変そう‥。
私たちが訪れた時は自転車の方もいらっしゃいましたが、車の方が多かった印象です。
山頂に近づく度にチラッチラッと見える瀬戸内海にウキウキしながら上っていきます。
そして駐車場に到着。
しかし、大混雑!
人気スポットの割に駐車場が非常に小さく、車を停めるための行列が出来ています。
しかも展望台のため、回転率が悪い(みんな景色を堪能したいよね‥)
順番待ちのドライバーもきっとイライラしてきてしまったのでしょう。
本来、車を停めるべきではない所に駐車をしてしまう車が多発し、駐車場内の移動にとても迷惑でした。
全体的に非常にマナーが悪い環境で、気分が悪くなりました。
警備員さんを雇うか、駐車場を広くしないとダメだと思う‥。
駐車するのに20分~30分程度待ち、ようやく展望台へ。
駐車場~展望台は歩いてすぐの所ですが、その途中にお土産屋さんや、
亀老山の由来について説明している看板等がありました。
亀の石像がカワイイ。
展望台はコンクリート打ちっぱなしで、なんだか美術館のよう。
階段を上がると左右展望スポットが2手に分かれています。
右手側の展望スポットで来島海峡大橋を一望できます。
青い空に青い海。白い橋のコントラストが映えて美しい。
心が洗われるような美しさです。
確かにここは人気スポットになるよなぁ~と感じました。
nattuberry'sプチ情報:展望台の設計士さんは有名建築家
私の素人建築知識では、「コンクリートの建物=安藤忠雄さん」なのですが(笑)
調べると、隈研吾さんという方が設計に携わっているそうです。
この方、東京オリンピックのメイン会場となった「新国立競技場」の設計も手掛けた、有名建築士さんだそうです。
話は逸れますが、新国立競技場の建設、色々ドラマがありましたね‥。
この記事を書くにあたり、気になって国立競技場についても調べてみたのですが、
建設に携わったのは大成建設さんだそうで、建設までのプロジェクトページがとても面白かったです。
下の画像からプロジェクトページに飛べますので、もしご興味があればぜひ。
有名な建築士の方が手掛けた展望台と聞くと、
なんかそれだけでワクワクしちゃうミーハーの私です(笑)
亀老山展望公園は、展望台っぽくない現代的な建物と絶景を味わえるスポットで、
ぜひ1度は行っておきたい場所だと感じました。
2.来島海峡サービスエリア
今治側から来島海峡大橋を渡る時に一番手前にあるサービスエリアです。
建物は新築の香りがします。調べてみると2019年3月にリニューアルオープンしたそうです。
どうりでキレイなわけです。
ただ、トイレはリニューアル対象外だったのか結構古かったです。
特に建物2階のテラスエリアが素敵です。
来島海峡大橋を一望できます。
マスコットキャラクター?の上に写真を載せて集合写真を撮れるようになっているのですが、
<>時間帯的に逆光で上手く撮影できませんでした‥。
2階の室内は全面鏡張りで、来島海峡大橋を眺めながら休憩できるようになっていました。
(残念ながら、コロナウイルス感染症対策で利用NG)
授乳室もキレイそうで、赤ちゃん連れにも優しいサービスエリアだと感じました。
「かいゆうトピア」という名前の映像コーナー?もありました。
中が暗いから昼寝しちゃいそう(笑)
1階はお土産コーナーとフードコート。
ご当地の宇和島風鯛めしや今治B級グルメ筆頭の焼豚玉子飯、みかんアイスを堪能出来ます。
お土産のラインナップも豊富で、家族でゆっくり楽しめるサービスエリアでした。
3.来島海峡急流観潮船(道の駅よしうみ いきいき館)
来島海峡に来たらぜひオススメしたいスポットの1つです。
来島海峡大橋を渡った大島のふもとにある道の駅から離発着している観光船です。
受付も道の駅で行っており、出航スケジュールが決まっているため、
事前に確認・余裕をもったスケジュールを組むことがオススメ。
道の駅から港までは徒歩で3分程度。
待合所は結構古そうなのに、なぜかトイレだけはめちゃくちゃキレイ。
ボランティアガイドさんの説明を聞きながら、
来島海峡大橋の下を通り来島海峡に浮かぶ各島を見学することが出来ます。
乗船時間は1時間弱でした。
また、娘を見てガイドさんから今治のマスコットキャラクター「バリィさん」の缶バッチをプレゼントしてくれました。
缶バッチ集めをしているため、娘より私の方がテンションが上がりました(笑)
早速コレクションに加えます。
道の駅は海鮮BBQが推しポイントのようです。
お昼頃は沢山のお客さんで賑わうらしく、私たちが訪れた時もちょうどお昼だったのですが、
新型コロナウイルス感染症に伴う「まん延防止等重点措置」期間だったため、お客さんはかなり少なかったです。
私たちもBBQは気になったのですが、それどころじゃないほどの猛暑!
こんな暑い中熱いモノは食べられないと思って断念しました‥。
道の駅の館内にはお土産コーナーと産直市場、レストランがありました。
(結局、この日のお昼ご飯はコンビニで軽~く済ませました)
nattuberry'sポイント:ガイドさんの説明が面白い
急流観潮船は、特にボランティアガイドさんの説明がとても上手です。
来島海峡がいかに特殊な環境なのかがとてもよく理解出来ました。
ガイドさんによる豆知識紹介がとても面白いのでぜひ聞いて欲しいです。
特にガイドさんの説明で、面白いと思ったことをまとめます。
来島海峡は「日本三大急潮」のひとつ
徳島・淡路島間の「鳴門海峡」、山口・福岡間の「関門海峡」、そしてこの「来島海峡」の3つが「日本三大急潮」と呼ばれているそうです。
(初めて知った‥)
全然話変わりますが、
日本人ってこういう謳い文句好きですね。縁起の良い初夢で挙げられる「一富士二鷹三茄子」とか。
こういうリズム感のあるフレーズは覚えやすくて良いですね。
来島海峡でも渦潮が見られる
うずしおといえば「鳴門海峡」というイメージだったのですが、
来島海峡でも渦潮を見ることが出来ました。
特に来島海峡で見ることのできる渦潮は「八幡渦」と呼ばれるそうです。
そことはまた違った、荒々しくて激しい渦潮を見ることが出来ました。
また船自体が小さめで小回りが利くからか、かなり近くで見せてくれるため、大迫力で興奮しました。
(ただ素人目には渦潮と湧き潮の違いが分からなかったです‥苦笑)
しまなみ海道といえば「村上水軍」
来島海峡の名前にもなっている「来島」が村上水軍の本拠地となっているそうです。
個人的には「村上水軍は広島」というイメージが強かったので、あれ?と思ってWikipediaで調べてみると、このように書いてありました。
村上水軍(むらかみすいぐん)は、日本中世の瀬戸内海[1] で活動した水軍(海賊衆)である。その勢力拠点は芸予諸島を中心とした中国地方と四国地方の間の海域であり、その後大まかに能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家へ分かれた。
引用元:Wikipedia:村上水軍
なるほど、ガイドさんの説明は3つある村上家の内、「来島村上家」のことを指していたんですね。
様々な事情があったそうです。
船から来島を眺めるだけだったのですが、渡船所の近くに守り神として建立されたとされる来島八千矛神社が見えました。
船の上から合掌。
今治造船の本拠地
「今治」と名前が付くだけあって、ここが今治造船の本拠地だそうです。
ガイドさんによると、今治造船は日本で一番、世界でもトップクラスのレベルで船を作っているらしいです。
ドックには主に貨物船(だと思う)の造船や整備中の船があり、
近くで見ると大迫力で圧倒されました。
(私は残念ながら不正解でした)
ちなみに娘はさすがにガイドさんの説明は理解できなかったのですが、
荒波と海風に怖がりつつも興奮したようで、嬉しそうでした。
あっという間に終わってしまった1時間で、とても楽しく勉強になる時間を過ごすことが出来ました。
まとめ
しまなみ海道、来島海峡を絶景・知識共に楽しむことが出来るスポットがあり、
大満足のお出掛けになりました。
改めて瀬戸内海って素敵な所だな‥と感じた1日になりました。
リピートして訪れたい、来島海峡はそんな場所になりました。