こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2021年2月に愛媛県大洲市へ旅行し、その際に宿泊したホテルについての記事です。
今回は愛媛県内子町・大洲市へ1泊2日で観光してきました。
その際に、大洲城の目の前にある「NIPPONIAホテル 大洲城下町」に宿泊しました。
1日目に内子町周辺を散策。夕方に大洲市へ移動し、2日目に大洲城周辺を観光しました。
大洲市の城下町周辺は「伊予の小京都」と呼ばれる美しい街並みが広がり、散策が楽しい場所でした。
特に今回宿泊したNIPPONIAホテルはおもてなしや設備が最高なだけでなく、
ホテルの運営コンセプトが特徴的・共感できるもので、気持ちよく宿泊出来たホテルでした。
NIPPONIAホテル 大洲城下町はこんな所
- 2020年7月にオープンしたばかりの新しいホテル
- ほぼ「1棟貸し」で、人に会わず別荘気分を味わえる
- かつての豪商などの歴史的な邸宅を改修した古民家ホテルで雰囲気バツグン
- 大洲城下町の見所を散歩感覚で楽しめる
- 地元産の食材を使った、高級感のあるフルコース(子どもメニュー有り)
- 至れり尽くせりのおもてなしでテンションが上がる
大洲城周辺の街歩きも楽しかったのですが、
NIPPONIAホテルに泊まったことでより大洲市が好きになりました。
それくらい満足度の高いホテルステイでした。
ホテルデータ
私・夫・娘(当時2歳8ヶ月)の3人で宿泊。
宿泊は2021年2月に宿泊しました。
今回のホテルは「分散型ホテル」という新しい宿泊スタイルのホテル。
他の宿泊者とはあまり会わずに、のんびりと過ごせる工夫がなされていました。
公式サイト
ホテルまでのアクセス
「分散型ホテル」ということで、フロントと客室は別の場所になるのですが、
メインのフロント棟・レストラン棟は大洲城の目の前!
今回は車で向かったのですが、カーナビに上手く反映できなかったのか、
フロント棟へ向かうのに20分程手間取ってしまいました。
ホテル名で検索するよりも、「大洲城」で検索して向かう方が良さそうです。
今回このホテルを選んだ理由
楽天トラベルで予約をしたのですが、
写真からなにやら素敵な雰囲気がムンムンとしており、その色気に誘われて予約しました(笑)
初めてこのホテルを知った時は、「分散型ホテル」「メゾネット」「風呂付き」と気になるワードがたくさん出てきたのですが、どんなホテルかイメージが湧かず、
当日宿泊するのがとても楽しみでした。
ホテル宿泊レポート
今回宿泊したのは2021年2月。
今までのホテルとは一味違った面白いホテルだったので、詳しくレポートしたいと思います。
フロント棟
大洲城の目の前にある建物がフロント棟。
歴史的な建物「浦岡邸」というものを改修してフロント棟・レストラン棟・客室棟に生まれ変わったそうです。
チェックインは座り心地のよいソファーで、お茶菓子と温かい飲み物を飲みながら手続き。
夕食のオプションメニューについても打ち合わせします。
宿泊棟
フロント棟から車で3分~5分程度(徒歩で10分~15分位)と少し離れた場所で宿泊しました。
私たちの車は宿泊棟近くの道の駅的な所に停めて良いとのことで、その後のレストラン棟への移動はホテルの車を使わせていただきました。
今回宿泊した建物は、かつての豪商「村上邸」を改修したものだそうです。
建物は明治時代またはそれ以前のものということで、非常に歴史のある邸宅でした。
入口を入ると、小上がり&和室スペース。土間だったところでしょうか。
この建物にいくつか客室があり、中庭を通ると向かいの通りに出られるようにもなっていました。
私たちは1階&ロフトのメゾネットタイプの客室「OKI202号室」に宿泊しました。
お部屋
玄関には娘の分のスリッパまで用意いただいていました。
また、傘も置いてあるため、ちょっと雨が降った!という時にも安心。
ホテルの雰囲気のせいか普通の黒い傘なのにオシャレに見える‥。
玄関を上がり、左手がお部屋。
古い建物ということもあり、2月だと結構冷えるため、ベッドには毛布の用意もありました。
ロフトに上がるとお茶セットとロッキングチェア。
温かい飲み物を飲みながらゆっくり出来るスペースでした。
全体的に洗練されていて、とってもオシャレ。
設備/アメニティ
1階部分には空気清浄機が完備。
最近のスタンダードですね。感染症対策として除菌スプレーも置いてありました。
2階部分には冷暖房の効率を上げるためなのか、サーキュレーターも置いてありました。
ロフトがあると空気回りにくいですもんね。
冷蔵庫やコーヒーセットはロフト部分にまとまってました。
ポットがなんとあのふっくら美味しいトースターで有名なBALMUDA。
オシャレですね~~~!!
お風呂/洗面所
部屋の廊下を渡るとトイレと洗面所、お風呂がありました。
洗面所には寒さ対策でヒーターが置いてあります。
見た目はオシャレなのに、ちゃんと暖かくて首振り機能もある、優秀なヒーター。
欲しい‥!
トイレはオシャレなタンクレスタイプ。
洗面所もオシャレ。
アメニティはこのホテルのオリジナルブランドのようです。
小さいボトルタイプは持ち帰って使えるので、便利ですよね。
高級感漂う香りのするシャンプー、ボディソープで気分が上がりました。
お風呂は檜の浴槽。
「私・夫・娘の3人が一緒に入ってちょうどギリギリ」というキャパだったため、割と広めでした。
温泉というわけではないのですが、お湯を張るとひのきの良い香りが浴室全体に広がり、とてもリラックス出来ました。
2020年7月に新しくオープンしただけあり、
設備も新しく、オシャレなインテリアで、自宅よりも気持ちよく過ごせました。
部屋の窓からはおはなはん通りが目の前。
声は内からも外からも丸聞こえなので、声のボリュームは要注意。
ホテルでの食事
夕食・朝食はレストラン棟へ。
散歩ついでに歩いていくのもOKですし、ホテルの車で送迎してもらってもOKとのこと。チェックイン時にどうするか打ち合わせできます。
私たちは夕食時の行き・朝食時の帰りは歩くことにしました。
夕食
大人はフルコース。子どもはキッズプレートでした。
お皿から楽しむというスタイルのホテルだようで、
食器は愛媛県の砥部焼(とべやき)で揃えられていました。
砥部焼はシンプルでオシャレ。目でも楽しめる食事でした。
お子様プレート
オシャレな砥部焼と相まって、とっても美味しそう‥!
意外とボリュームがあり、娘は半分くらいでお腹いっぱいになってしまったため、
残りを食べたのですが、ハンバーグとオムライスが最高に美味しかった‥。
私もキッズプレートで十分だったかもしれません(笑)
大人のフルコース
地元の食材をふんだんに使ったメニューで、一つ一つ丁寧に説明して下さいます。
愛媛の名物、鯛めしもありました。
美味しかったです‥!
途中で、根セロリを使った料理が出てきたのですが、
その際に、シェフの方が根セロリの実物を持ってきてくださいました。
根セロリは普通のセロリの根っこを食べるわけではなく、根セロリ用に栽培したものだそうです。
普段市場には出回らず、農家さんに直接お願いをして作ってもらっているそうです。
セロリの独特の風味はなく、結構アッサリした味でした。
朝食
大人メニューと子どもメニューはほとんど同じ。
大人メニューから、子どもが食べられそうなものをピックアップしているような感じでした。
nattuberry'sプチ情報
NIPPONIAホテルグループの運営コンセプトがすごい!
調べてみると、NIPPONIAホテルは今までのホテルとは一味違う面白いコンセプトで運営しているホテルでした。
NIPPONIAホテルは事業企画や運営方針を「株式会社NOTE(ノオト)」が、
ホテル運営やマネジメントを「バリューマネジメント株式会社」が行っており、
歴史的建造物や地方の埋もれた資源を活性化させることをコンセプトとしてホテルの計画・運営をしているです。
日本の社会課題と会社の利益を両立するビジネスモデルですね。
NIPPONIAホテルグループの特徴
- 改正旅館業法の適用第一号、日本初のコンセプトのホテル
- 古民家×分散型ホテルが強み
- ホテルでの宿泊を目的として楽しんでもらう街づくりを意識
今までの法律の場合、古民家をホテルに改修する際や分散型ホテルを実現する場合は、
一部屋の大きさが決まっていたり、各客室とフロントは同じ建屋であることが必要だったり、防災上の理由によりせっかくの歴史的建造物を残せない等と様々なハードルがあったそうです。
それが法律改正により日本初のホテルとしてスタートすることが出来たそうです。
フロントや各客室が離れた建屋になっている分散型ホテルはイタリアが発祥のようです。
イタリアの小さい村を再生させた実績のある手法のようで、日本の観光庁も後押ししているとか。
今後こういったスタイルのホテルが増えると旅行の価値観も変わっていきそうですね。
日本初!1泊100万円/1日1組!大洲城の天守閣に泊まれるプランがスタート
今回宿泊したNIPPONIAホテル大洲城下町ですが、
歴史的な邸宅への宿泊だけでなく、大洲城の天守閣に泊まれるプランを打ち出しています!
しかもただ天守閣に泊まるだけではなく、お城の殿様気分を味わえるプラン内容でワクワクします。
プラン内容
⼤洲城での貸切宿泊、「1617 加藤貞泰の⼊城」体験(着物・甲冑レンタル及び着付け、鉄砲隊、幟隊、引き⾺等含む)、伝統芸能(神楽等)、ご⼣⾷、⽉⾒体験、国の重要⽂化財 「臥⿓⼭荘」にて早朝貸切・殿様御膳、松⼭空港・JR伊予⼤洲駅へのご送迎、など
引用元:バリューマネジメント株式会社HP:四国・⼤洲城に泊まる「キャッスルステイ」予約開始!
1泊100万円と驚きの金額ですが、なかなか魅力的なプランです。
てかこれ宿泊できる人いるんだな‥羨ましい‥。
私も宝くじが当たれば‥(笑)
ホテル周辺の街歩き
ホテルからは散歩感覚で大洲城周辺を散策出来ます。
コンパクトに観光スポットがまとまっているため、当時2歳8ヶ月の娘も歩きっぱなしではありましたが、楽しんでいました。
また大洲まちの駅「あさもや」という場所が観光の拠点となっており、
お土産の他、街歩きマップを手に入れることができます。
個人的には臥龍山荘がオススメ。
大洲城
おはなはん通り
臥龍山荘
ポコペン通り
まとめ
宿泊した当初は、「なんてキレイで心地良いおもてなしをしてくれるホテルなんだ‥!」という感想だけでしたが、
調べてみると、日本の社会課題を解決する面白いコンセプトのホテルで、ますますNIPPONIAホテルグループが好きになりました。
NIPPONIAホテルグループはさらに施設数を増やすそうですし、またこのグループのホテルに宿泊してみたいです。
NIPPONIAホテル大洲城下町 公式サイト
NIPPONIAホテルグループ 予約サイト