こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2021年1月に高知県香美市にあるアンパンマンミュージアム(正式にはやなせたかし記念館)に遊びに行ったときの記録です。
当時2歳の娘はアンパンマンが大好き。
実はアンパンマンの作者、やなせたかしさんは高知県出身とのこと。
そのやなせさんのふるさとである高知県香美市に「やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム」なるものがあり、
四国に住んでいる&娘がアンパンマン卒業する前に行っておこう!ということで1泊2日で遊びに行ってきました。
アンパンマンミュージアムと聞くと、
横浜や神戸、仙台にあるアンパンマンミュージアムが思い浮かぶのですが、
高知のアンパンマンミュージアムはそれらとは一味違う、とっても魅力的な所でした。
高知のアンパンマンミュージアムはこんな所
- アンパンマン世界のウラ側を知れる
- アニメオープニングラストのあのキャラの正体が判明!
- 子どもが大喜びの遊具がたくさん
- 作者やなせさんの人柄に触れる
- アンパンマンの原画が見れる
大自然の中に佇むアンパンマンミュージアムはまさにアンパンマンの世界。
子どもはもちろん、大人も楽しめる。
ファミリー旅でも、ひとり旅でも、たっぷり楽しめる素敵な場所でした。
旅の概要
やなせたかし記念館へのアクセス
基本的にマイカーorレンタカーが便利ですが、JR→路線バスもOKです。
やなせたかし記念館・周辺スポット
やなせたかし記念館はミュージアム1ヶ所だけではなく、アンパンマンスポットがたくさん。
1日もあれば充分回り切れるのですが、
ファミリー旅の場合、お子さんが遊具エリアでエンドレスに遊べるため、
このエリアを堪能するためだけに一泊する価値アリ!
周辺のアンパンマンスポットは大まかに分けると全部で6つ。
- 遊具エリア(遊具・広場・道の駅)
- やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム
- 詩とメルヘン絵本館
- やなせたかし記念公園
- その他(別館/書庫)
- ちょっと寄り道:アンパンマン図書館(香美市立図書館 香北分館)
- ホテル:ザ・シックスダイアリーかほくホテルアンドリゾート
Googlemapだとこの3つに集中しています
アンパンマンミュージアムからアンパンマン図書館までは、
車があれば問題ないですが、散歩がてら徒歩でも楽しめる距離感です。
1.遊具エリア/広場/道の駅
これは、、子ども大喜び!!
アンパンマンのキャラクターがたくさんで、当時2歳半の娘もテンションMAX!
SLマンやアンパンマン号、パン工場も再現されていて、大人の私も胸が躍ります。
子どもの年齢に合わせた遊具で、年齢表示もきちんとしており、安心して遊ばせることが出来ました。
娘は1日目到着後、2日目も長時間遊んでいました。
遊具の周辺は広い芝生エリアで、地元の子どもだちがキャッチボールをしていました。
人も少なく、のびのびとしてとても平和な雰囲気でした。
SLマンがカワイイ
年齢表示もされていて、割と本格的なアスレチックもありました
広場の隣には道の駅がありましたが、
アンパンマンとはあまり関係ないようで、
地元の果物や野菜、お菓子等が売られている、よくある道の駅という感じでした。
今回はレモンを購入。
2.やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム
今回の旅のメイン。
やなせたかし記念館では「アンパンマンミュージアム」と「詩とメルヘン絵本館」の2つがメイン美術館のようです。
ちなみに、アンパンマンミュージアムではHPにて撮影ルールが明記されています。
館内の写真撮影はOKだけど、SNS・ブログ掲載はNGとのことです。
アンパンマンミュージアム内での写真やビデオの撮影については、やなせたかしにより特別に許可されています。ただし、これらをTwitterやfacebook、YouTubeなどへ投稿したりブログに掲載することはお断りしております。
さて、
アンパンマンミュージアムの入り口には大きなアンパンマンの銅像とだだんだんの銅像。
険しいアンパンマンの目線の先にだだんだん。こういう演出良いですね
アンパンマンミュージアムは地下1階~4階の建物で、
「エントランス」「ジオラマゾーン」「原画ゾーン」「シアターゾーン」の4つに分かれていました。
エントランスは吹き抜けで、アンパンマンの大きなオブジェや原画が飾られ、お土産コーナーも。
やなせさんのあいさつ文が飾ってあるのですが、それがなんとも素敵でした。
床には小さなオブジェが埋め込まれ、アンパンマンのプチ情報がちりばめられています。
ちなみに、アンパンマンのエンディング曲に出てくる、「勇気りんりん」って曲あるじゃないですか。
「勇気の鈴がりんりーんりーん♪」ってやつ。
あれ、ちゃんとアンパンマンたちに勇気りんりん湧いているっぽいです!
アンパンマンの世界には「ゆうきの花」というのがあるらしく、
そのゆうきの花の蜜を混ぜて焼くパンは勇気がりんりんと湧いてくるそうです。
エントランスにその「ゆうきの花」があるので、勇気をもらいに行くのも良いかもしれません😄
入口にはアンパンマンたちの小さくてカワイイオブジェたち
そして地下1階のジオラマ!
ここは圧巻です。アンパンマンの世界観が再現されています。
パン工場の中がどうなっているのか、バイキン城がどうなっているのかもよく分かります。
またバイキン城を背景に集合写真が撮れるような仕組みがあるので家族写真にオススメ。
ミュージアム脇にもアンパンマンのオブジェ達
シアターゾーンは、大きなスクリーンに過去のアンパンマンアニメが流れています。
薄暗い中で座りながらのアンパンマンアニメは眠くなります(笑)
娘はしばらくアニメに釘付けになってました。
ミュージアム入口付近にあったアンパンマンタイル。初期のデザインぽい
最後の原画ゾーン。
やなせさんの作業部屋を再現した場所や、大小カラフルでさまざまな原画が心を躍らせます。
地下一階のジオラマスペースとは雰囲気が違って、THE美術館という感じです。
娘はつまらなくなるかな?と心配しましたが、
アンパンマンの原画ということもあり、楽しそうに眺めていました。
3.詩とメルヘン絵本館
もう1つの美術館。
アンパンマンミュージアムに入館するとここも一緒に入館できます。
詩とメルヘン絵本館の単独券はあるけど、アンパンマンミュージアムの単独券は売っていないため、
アンパンマンミュージアムに入ると自動的に入れるっぽいです。
ここは、やなせさんが監修していた「詩とメルヘン」という雑誌の原画を展示している所でした。
詩とメルヘンの雑誌は全く知らなかったのですが、主に童話を扱っている雑誌のようで、
展示されている原画も、私の知っているお話の原画だったため、見ていて楽しかったです。ここにいると雑誌も買いたくなりました。
その他、やなせさんのエッセイ本やアンパンマングッズも販売されていました。
ここで購入したアンパンマンのビニール巾着。
娘のお気に入りで毎日この袋に何か入れて持ち歩いてます。なかなかに丈夫な作り。
4.やなせたかし記念公園
詩とメルヘン絵本館の裏にある、小さな広場。
アンパンマンのキャラクターに囲まれてるあのウサギ!!
これ、な~んか見覚えがある‥!
(C)やなせたかしフレーベル館 TMS・NTV
アンパンマンアニメのオープニング映像のラストのシーンに出てくる、
左の絵描きのウサギさん。
アニメを見ているときは「これ本編でも見たことないキャラだし、何だろ‥?」
と思っていましたが、ここにいたとは!!
このウサギさんの下にある案内版?を見てみると‥
どうやらこのウサギさんは、「やなせ兎」というそうです。
作者やなせさんのデフォルメキャラクターなのかな?
しかもテーマソングまであるなんて‥。
でも、あのキャラの謎が分かってスッキリ。
ここに来た甲斐がありました。
そして道路のマンホールはアンパンマン仕様!
ちなみに、アンパンマンミュージアムに色付けされたマンホールが置いてありました。
5.その他(別館/書庫)
詩とメルヘン絵本館の隣には、やなせたかし記念館の別館とちょっとした広場がありました。
別館はイベント関連の時に使われるっぽいです。
ここにもアンパンマン石像。娘はテンションMAXで走ってます😚
さらに書庫もありましたが、
どうやら中には入れないようです。
6.アンパンマン図書館
ここの図書館の正式名称は「図書館香北分館」というそうですが、
やなせたかし記念館の一帯からは少し離れた場所にあります。
私たちは車で向かいましたが、散歩がてら歩いても良さそうな距離感でした。
図書館は2階建て。建物はかなり古い。
ここの住民でなくても自由に入れるようです。
2階がアンパンマン・やなせさん関連の本がたくさん。
娘と一緒にアンパンマン絵本が堪能できます。
ただこの図書館、司書さんが1人しかいないため、
お昼になると司書さんがお昼ご飯に出掛けるため、図書館を閉めないといけないそうです😅
私たちもお昼のタイミングで退散することになりました。
ちなみに、アンパンマン図書館はレトロな商店街の中に立てられています。
該当がアンパンマンだったり、あちこちにアンパンマンキャラの像があり、
アンパンマン愛を感じます。
7.ホテル:ザ・シックスダイアリーかほくホテルアンドリゾート
アンパンマンミュージアムの隣にあり、事実上の公式ホテル。
詳しくは別にホテルレビュー記事をまとめる予定です。
ホテルレポートはコチラ
nattuberry'sプチ情報:アンパンマンミュージアムをもっと楽しむために
ここまでやなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム周辺のレポートをしてきました。
誰もが知っているアンパンマンですが、アンパンマンミュージアムや周辺エリアを散策したことで、意外と知らない事実を発見できました。
もっとアンパンマン・やなせさんの世界を知れる小ネタ・書籍をご紹介します。
だれも知らないアンパンマン
アンパンマンは絵本からスタートしているのは有名ですよね。
その後、「月刊いちごえほん」という雑誌でやなせさんが絵本やアニメとは別世界のアンパンマンを描いています。
これが結構衝撃で、大人が読んでもかなり面白いです。
アンパンマンキャラクターがめちゃくちゃ掘り下げられています。
アンパンマンキャラの当初の姿がたくさん描かれていて、色んな発見がありました。
この本で知れるアンパンマンの裏側
・アンパンマンは当初「あんぱんまん」だった
・絵本とは違うアンパンマンの初登場
・バタコさんの本当の姿「バタバタ走るよ~♪」は本当だった
・チーズはパン工場のペットではなかった
・バイキンマン以上に活躍する悪キャラが存在する
ネットでも購入できますが、詩とメルヘン絵本館のお土産コーナーで買いました。
とにかく面白いので、ぜひ読んでみて下さい。
アンパンマンの世界/やなせたかし作品集
アンパンマン図書館で見つけた本です。
アンパンマンミュージアムの原画コーナーの作品が掲載されています。
この本を事前に知っていれば、原画コーナーをもっと楽しめただろうなぁと思います。
やなせさんの絵って心が安らぎますね。
図書館では娘そっちのけで見入ってしまいました😅
まとめ
見て楽しみ、体で楽しめるアンパンマンミュージアム。
大人と子どもも大満足。
アンパンマン・やなせさんの世界にどっぷりと浸かった2日間でした。
商売っ気が全くなく、田舎に佇む異世界という感じで、とても気に入りました。
また遊びに行きたいです。
やなせたかし・アンパンマンミュージアム
アクセス
~アンパンマンミュージアム併設のホテルに宿泊しました~
~その他、高知旅の記録~
高知県の観光情報まとめサイト